APCC応援大使
Ambassador
APCC応援大使
APCCの活動をより多くの方に知っていただくため、福岡市出身で俳優・モデルとして活躍されている井桁 弘恵さんに「APCC応援大使」にご就任いただきました!井桁さんは、10歳の頃にAPCCのホストファミリーとしてブルネイの女の子の受け入れを経験。その時のエピソードもお伺いしましたので、ぜひご覧ください。
APCC経験エピソード

私は10歳の時、APCCのホストファミリーとしてブルネイから11歳の女の子、ウミちゃんを迎えました。当時は英語なんて全く喋れなくて。姉に教わった「Do you like…?」と「Do you have…?」というフレーズだけを必死に練習し、自作のプラカードを掲げてドキドキしながらお迎えを待っていたのを、今でも鮮明に覚えています。 でも、そんな緊張はすぐに消えて、気づけば毎日が本当に楽しかった。二人姉妹の私にとって、彼女に「こうやるんだよ」と教えてあげる時間は初めてお姉さんになれたような誇らしい気分でしたし、まるで三人姉妹の真ん中になったような賑やかな日々でした。
特に印象深かったのは、彼女の「お祈りの時間」です。ある時間になると和室を閉め切り、一人でお祈りに向き合う彼女をリビングで待つ。言葉は通じなくても、その「不思議な時間」を通して、違う文化の方と共に生きるということを肌で実感できたのだと思います。こどもならではの無邪気さで、身振り手振りとパッションだけで心を通わせていたあの頃は、まさに無敵な時間でした。

この経験の本当の価値を知ったのは、15年後に彼女と再会した時です。驚いたことに、彼女もかつての私と同じように手作りのプラカードを掲げて待っていてくれました。15年会っていなくても、一瞬で心が通い、「生きていてくれてよかった」と二人で泣き崩れた時に、これこそが「人の縁」なのだと強く感じました。今でも彼女の家族と交流が続いていますが、あの時勇気を出して受け入れたからこそ、私の人生にかけがえのない宝物ができました。
APCCでの出会いは単なる思い出を超えて、一生の財産になり、人生を豊かにしてくれます。ぜひ、多くの方にその世界へ飛び込んでみてほしいです。
