ボランティア参加者

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ボランティア参加者

 

交流キャンプで子どもたちのお世話をする「部屋別」を担当しました。子どもたちはとても恥ずかしがりやで、私の言っていることが理解できなくても、NOを言うことができないようでした。そこで私は、子ども一人一人と向き合い、目を見て根気強く伝えることを心がけました。常に笑顔で接すること、たくさん誉めてあげることを意識しました。すると2日目には殻に閉じこもる事を止め、箸を使うことにチャレンジしたり、自分の要望を私に伝えようとし始めました。そして恥ずかしがってうつむきがちだった子どもたちの顔がどんどん笑顔になり、他の国の子供たちに自分の国の遊びを教えたり、交流にも積極的になり始めました。

最後の日の夜、私は子ども一人一人のベッドにもぐりこみ、キャンプでの一番の思い出を聞きました。部屋でのゲーム、運動会、交流会、子どもの思い出は様々でしたが、部屋の子ども全員が思い出を作ることができたことが、とても嬉しかったです。

今年のキャンプで印象に残っているのは、様々な笑顔です。いろんな国の子どもの最高の笑顔、汗だくでぐちゃぐちゃになりながらのボランティアさんの笑顔、そして写真に残る子どもと一緒に無邪気に笑う自分の笑顔、たくさんの笑顔に囲まれた今年の交流キャンプは、私にとってとてもステキな思い出となりました。

(大学3年、ボランティア暦2年)

 

 

今回のAPCCの活動に参加させていただいて感じたこと、それは『(ボランティア)スタッフの方々の意識の高さ』です!自分は社会人になってからの参加ですが、スタッフの半数以上が学生さんであり、年齢的には自分より下ですが本当にみなさん意識が高い。そのことに刺激を受け、また自分にとっては大変プラスになりました。『学生時代にこんな組織を知っていれば!!』なんて思いもしましたが、なにをやるにも遅いなんてことはないはずだし、これからもっとAPCCの活動の役に立てるように来年度に向けしっかりと勉強していきたいと思います。

(社会人、ボランティア暦1年)

 

(APCCがなければ)きっと今まで自分が進んできた進路とは全く関係のない小学校教師を目指すことも絶対なかったし『海外に行って現地の友達の家に泊まる』なんてことも絶対なかったと思います。お陰様で今も沢山のこども大使たちとの個人的な交流が続いています。そして・・今じゃ私にとってなくてはならない大切な、大切なボランティアの仲間との出逢い。皆が教えてくれた沢山の笑顔や頑張ることの大切さや思いやり・・年下とか年上とか性別関係なく尊敬できる仲間が沢山います。ずっとこの大切な『絆』を大切にしていきたいと思います。

(大学3年、ボランティア暦3年)

 

大学1年の夏に、友達に誘われてAPCCボランティアに参加したのですが、もし、この活動をしていなかったらこんなに毎日充実していなかっただろうし、視野の狭い人になっていたと思います。たくさんの経験をしたことももちろんですが、何より人との出会いは本当に大きいものでした。様々な年齢の方が参加しているので自分より年下の子の考えから経験豊富な方の意見まで聞くことができ、もっと自分もしっかりしなくては!!と思いました。そういう面でも自分の成長につながっているボランティア活動ではないかと思います。

(大学2年、ボランティア暦2年)

 

知人より話しを聞き、何だかわからないまま登録会へ行きました。その登録会で、『世界中の人と友達になりましょう!だって友達とは戦争なんてしないでしょ。』という言葉が心にズキーンと響き、即登録を決意しました。その言葉は今も私の大好きな言葉です。私にとってボランティアとは、世界平和のためでもあるし何より自分にとって大きな影響を与えてくれる大切なものです。

(社会人、ボランティア暦1年)

 

私が、APCCを知ったのは10歳の頃(小学校5年生の頃)でした。通っていた小学校が、夏の招聘期間中にこども達の受け入れをしており、友達の家がホストファミリーだった事もあって、こども大使と一緒に夏を過ごす事がありました。モルディブから来た、ウィリアムとは、ホストフレンドの友達よりも私の方が仲良くなってしまったと言う事がありました。一緒に野球観戦に行ったり(当時はまだ福岡ダイエーホークス)、プールに行ったりしました。中でも1番の思い出は、市役所前でのパフォーマンスイベント。様々な国の踊りを見て、また会場内で飛び交う多くの言葉を聞き、世界は広いな!!でも、その国々のこども達が福岡に集まってるんだっ!すごいなぁーと感じたのを今でも覚えています。そして、何を思ったか。一緒にいた友達、弟の三人で、日本語を喋らないで、英語風に会話しよーよ!となり、遊んでいたのを思い出しました。あたかも、どこかの国の言語であるかのように話しして遊んでいました。様々な言葉を話すこども達の影響を受けすぎたのかな・・・と思います(笑)。

でも、これらの出来事から私はAPCCを知り、黄色いTシャツを着たボランティアさんの事も知りました。10歳の頃、黄色いTシャツを着て活動しているお兄さんお姉さんに憧れ、そして今では、そのTシャツを着て活動しています。小学生の頃に受けたAPCCの印象と影響力は、とても大きかったなと思いますし、何の偏見も持たない小学生の時期に様々な国のこども達と交流する事は、こどもにとって良い財産になるのではないかと感じています。

APCCに入って本当に多くの方々に出会い、言葉では言い表せない程に学んだ事が沢山あり、私自身、成長出来たのではないかと思います。

(大学4年、ボランティア暦4年)   

 

『自分のために』始めたAPCCボランティア。それが『誰かのために』に変化し、今では『かけがえのないもの』に変わりました。APCCとの出会いが私の人生を大きく変化させたことは間違いありません。

出会いは大学1年生の頃、もう5年も前のことです。偶然見つけたチラシを見て『国際交流?楽しそう!』それだけの気持ちで説明会に申し込んだのがきっかけです。知り合いなんて、一人もいませんでした。我ながら、なかなかの度胸だと思います。

APCCの面白いところは、何といっても人との出会い。事務局の皆様を始め、毎年やって来るこども大使やシャペロン・ピース大使はもちろんのこと、強烈な個性と熱くあたたかいハートを持ったボランティアの仲間との出会いは私にとって大きな宝です。一人では解決できなかったり、前に進めなかっただろう難題も、たくさんの仲間が助けてくれたり、背中を押してくれました。そうやって私はここまでやってくることができたのだと実感しています。年齢を問わず、尊敬できる方がたくさんいます。

某ボランティアさんが毎年キャンプのときに話して下さる「ひとりの一歩は小さいけれど、50人が一度に踏み出せば50歩進むことができる。」という言葉が私は大好きです。APCCは私に仲間の大切さを教えてくれました。

APCCとの出会いで教育に関心をもち、紆余曲折を経て、現在は小学校で働くようになりました。試行錯誤の日々ですが、APCCで培ってきた経験を生かしながら充実した日々を過ごしています。社会人となり、学生時代ほどボランティアに多くの時間を費やすことはできなくなりましたが、これから先もずっと私にとってAPCCは大切な存在であることに変わりはありません。 

(社会人、ボランティア暦5年)