参加者の声

APCC VOICE

貞松 陽菜さん

日本

2013年よりキャンプ・GBLAP引率者・イベントなどにボランティアとして参加。 現在も社会人ボランティアとして活動中。

APCCで世界との距離が縮まった。

APCCに参加して私はおもいやりを体感し、世界との距離を縮めることができたと思います。初めてAPCCに参加した年、私はこども達が就寝した夜のキャンプ場の真ん中で、何百人の世界中のこども達が集まって眠っている静けさと、優しい一体感を感じて涙が出そうになった経験がありました。APCCの事業に参加するこども達は言葉が通じない、知らない文化をもった参加者と交流しますが、相手の気持ちに共感し、楽しい時間を共有することで一生の友人を作ることができます。そうやっておもいやりにあふれた関係を広げていけるのはAPCCの事業ならではだと思います。また、APCCに関わることで私は世界との距離を縮めることができました。例えばフィジーと聞いた時に気候変動の問題で聞いたかな?というのとホストフレンドのOOちゃんが住んでいる国だというのでは感じ方が全然違うと思います。ボルドーに留学した時は、ボランティアで関わった元こども大使が同窓会を開いてくれました。ベトナムでもAPCCファミリーと再会したこともあります。私たちは海外に行かなくても日々食べるもの、着るもの、あらゆる場面で世界に触れることがあります。そのようなときに、誰かの顔や楽しい思い出が思い浮かぶとおもいやりの気持ちが何かの行動につながっていくのではないかと思っています。