参加者の声
APCC VOICE
川原 正孝さん
日本
APCC理事・APCC支援の会副会長、 株式会社ふくや 代表取締役会長
発足当初から応援しています!
1989年に福岡で開催されたアジア太平洋博覧会(よかトピア)の事業のひとつとしてスタートした「アジア太平洋こども会議・イン福岡」。こどもたちの国際民間交流事業をスタートさせるのでぜひ支援してほしい、と支援の会初代会長の大屋麗之助氏からお話をいただいたことがご縁となり、発足当初から協力させていただき早30年。世界各国のこども達が直に接し、コミュニケーションを深めるという事業を、ここ福岡で根付かせ、そして世界に羽ばたかせたいというお話は夢にあふれていて、とても魅力的に感じたものです。あれから時が流れ、今ではインターネットを使えばいつでもどこでも人とコミュニケーションを取ることができる時代となりました。とはいえ、この事業が今も続いているのは、人と直接ふれあいながら、違いを真に理解し、お互いを尊重することの大切さが、こども会議に関わるすべての方の心に根付いているからだと思います。ただひとつ心苦しいのは、メイン事業が行われる7月は山笠時期なので、間接的にしか協力できないことです。こども会議の輪がこれからもさらに大きくなり、国境や人種の垣根を越えた交流を続け、争いのない平和な世界が訪れることを心から祈ります。